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未公開イベント NaL -成長シナリオ-

未公開ストーリー


『ハロウィン・サプライズ♥』


 

※ハロウィン メインシナリオからの一幕になります

 

――インクル・ナイトメアパーティーの準備期間中、天城家にて……。

 

【アッポリメンバー】
「いただきます!」

 

【天城遥海】
「はーい、どうぞ召し上がれ」

 

【青井有紀】
「今日もお邪魔してすみません」

 

【黒沢忍】
「いつも俺達の分まで夕飯を用意してくださって、ありがとうございます。毎度ながら本当に……」

 

【音石夕星】
「わーい♥ハンバーグだ~♪」

 

【青井有紀】
「こら、夕星もちゃんとお礼を言え」

 

【黒沢忍】
「親しき仲にも礼儀ありだ。むしろ親しい間柄だからこそ、そこはきちんとしておくものだ」

 

【音石夕星】
「はいはい、わかってるよ~。いつもおいしいごはんありがとう、はるはる♥」

 

【天城遥海】
「ふふ。どういたしまして、ゆうちゃん」

 

【音石夕星】
「僕おなかぺこぺこ~。久しぶりにドラム以外のことで頑張っちゃったからさ~」

 

【黒沢忍】
「ああ……インクルのハロウィンライブのことか?」

 

【青井有紀】
「最初に話を聞いたとき本当に驚いたよ。夕星がライブの運営側の手伝いだなんてさ」

 

【青井有紀】
「夕星が誰かと協力して何かをすること自体珍しいし……大丈夫か?ジンさんや亜貴くん達に迷惑掛けてないか?」

 

【黒沢忍】
「ジンさんに一度『ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い致します』と菓子折りでも持っていくべきだろうか……」

 

【音石夕星】
「ちょっとぉ~、巻き込まれたのは僕の方なんだけど?それに、まだなーんにもしてないのに」

 

【黒沢忍】
「『まだ』………?」

 

【音石夕星】
「It’s a joke.くろくろ怖~い」

 

【天城成海】
「でも、夕星がap以外の人と協力して何かを作り上げようとしてること、俺、すっごく嬉しいよ!」

 

【天城成海】
「夕星が他バンドの人と一緒に……って、今まであまりなかったことだから。まあ、だからこそ心配でもあるけど……」

 

【音石夕星】
「なるなるのくせに僕のこと心配するなんて生意気♥お仕置きでくすぐっちゃうぞ~!」

 

【天城成海】
「あははっ!やめてよ夕星~!!」

 

【黒沢忍】
「ところで、夕星は具体的にどんな作業を手伝っているんだ?」

 

【音石夕星】
「んー?ステージの装飾考えたり~、フライヤー作ったり~?」

 

【天城成海】
「フライヤーの一部は街中で配るんだよね!」

 

【天城成海】
「スタッフさんだけじゃなく、夕星や亜貴にぃ達もフライヤー配りに参加するって言うから、俺も協力するって約束したんだ~」

 

【青井有紀】
「なっ……ちょっと待て、聞いてないぞ?!」

 

【青井有紀】
「街中で成海にフライヤー配りなんてさせたら、フライヤーごと成海までお持ち帰りされるんじゃないか……!?」

 

【天城成海】
「まさか、こんな大の男を持ち帰ろうとする人なんていないよ。有紀は考えすぎ」

 

【黒沢忍】
「だが……apのNaLだとバレたら、それなりの騒ぎになってしまうんじゃないか?それは夕星と亜貴も同じだろう」

 

【天城成海】
「あ、う、それは……」

 

【音石夕星】
「そこはだいじょーぶ。せりりにも同じこと言われて、ちゃーんと対策を考えたから♥」

 

【天城成海】
「対策??」

 

【音石夕星】
「ほら、これ見て。じゃーん」

 

【天城成海】
「わっ!このノート何?衣装のデザインラフみたいなものがたくさん描いてあるけど……」

 

【黒沢忍】
「ミイラ男に……狼男?もしかして、ハロウィンの仮装用の衣装か?」

 

【音石夕星】
「当たり~♥フライヤーを配る時に仮装してれば顔バレ防止になるんじゃないかなーと思って、デザイン渡して作ってもらっちゃった♥」

 

【青井有紀】
「お前なあ……。その行動力はどこから来るんだか」

 

【天城成海】
「すごいよ、夕星!ねぇねぇ、俺の衣装もあるんだよね?どんなの??」

 

【青井有紀】
「成海だったらもちろん……」

 

【黒沢忍】
「有紀、お前は黙っていろ」

 

【青井有紀】
「あい」

 

【音石夕星】
「ふふーん♪」

 

【黒沢忍】
「ずいぶん意味ありげな笑みだな」

 

【青井有紀】
「もったいぶるなよ、気になるだろ」

 

【音石夕星】
「実は今日、ちょうど衣装持ってきてるんだよねぇ~。なるなるに実際に着てもらって、サイズを合わせなくちゃいけないんだって」

 

【天城成海】
「えっ、もう出来てるの!?」

 

【音石夕星】
「大体ね。あとはサイズの調整をして、装飾担当のスタッフが細かい飾りを付けたら終わり♥」

 

【天城成海】
「すごーい!!もうそんなところまで進んでたんだね!」

 

【音石夕星】
「トーゼンでしょ。僕って天才だから♥」

 

【青井有紀】
「だからどこから来るんだよ、その行動力は……」

 

【天城成海】
「じゃ、夕飯食べ終わったら着てみるね!」

 

【天城遥海】
「あらあら。それなら、なるちゃんは食べ過ぎないように注意しなくちゃね?お腹が出ちゃったらサイズが変わっちゃうわ」

 

【天城成海】
「うう、だ、大丈夫だよ!これでもトレーニングしてるし……腹筋だって鍛えてるんだよ!」

 

【青井有紀】
「えー、少しくらい丸い成海も見てみたいけどなー」

 

【黒沢忍】
「そうだな。よく食べている割に痩せすぎだ」

 

【音石夕星】
「まるまるなるなる~♪」

 

【天城成海】
「もう、みんなして……!丸くなんかならないからっ!」

 

***

 

【全員】
「ごちそうさまでしたー!」

 

【青井有紀】
「今日もとっても美味しかったです」

 

【黒沢忍】
「ありがとうございました」

 

【天城遥海】
「ふふ。お粗末様でした」

 

【天城成海】
「じゃ、着替えてくる!夕星、行こう!」

 

【音石夕星】
「はいは~い。くろくろとゆっけは来ちゃダメだからね。覗きも禁止~」

 

【青井有紀】
「はいはい、分かってるよ。いってらっしゃい」

 

【天城成海】
「いってきま~す♪」

 

***

 

【音石夕星】
「着れた?」

 

【天城成海】
「着れた!」

 

【音石夕星】
「ん~……じゃあ成海、とりあえず、ばんざーいして?」

 

【天城成海】
「うん!ばんざーい」

 

【音石夕星】
「Okay.次はターンして……」

 

【天城成海】
「はい!」

 

【音石夕星】
「肘や膝、屈伸して、どこかキツいとことかやばそうなとこあったら言って」

 

【天城成海】
「うん、大丈夫そう!どう?似合う??」

 

【音石夕星】
「んん~さすが僕だよね~。最高にピッタリ♥」

 

【天城成海】
「ありがとう、夕星!」

 

【音石夕星】
「今ごろ、くろくろもゆっけも、ぜーったいなるなるは可愛い系の衣装着てくるんだ~って思ってるよねぇ~。天使とかさ」

 

【音石夕星】
「けど、僕の中で成海は天使じゃないんだよね」

 

【天城成海】
「ふふ。これ見たらどんな反応するんだろうね?」

 

【音石夕星】
「せっかくのハロウィンだしね。予想通りにしたってつまらない。サプライズも用意しないと、だよ」

 

***

 

【青井有紀】
「お?来たみたいだな」

 

【黒沢忍】
「扉の向こうでなにやらやっているようだ」

 

【天城成海】
『うーん、やっぱりちょっと恥ずかしいかも……』

 

【音石夕星】
『大丈夫だいじょーぶ♥』

 

【青井有紀】
「おーい。お兄さん達は待ちくたびれましたよー」

 

【天城遥海】
「なるちゃん、入ってらっしゃい」

 

【天城成海】
「お、お待たせ!」

 

【音石夕星】
「じゃーん」

 

【全員】
「!!!」

 

【天城成海】
「ど、どうかな?」

 

【青井有紀】
「あ……悪魔……だと……!?」

 

【黒沢忍】
「俗にいう小悪魔系と言うやつか……これはさすがに想像していなかったな」

 

【天城遥海】
「なるちゃん、どんな衣装も似合うわね。そうだわ!記念撮影しなくっちゃ。カメラはどこかしら?」

 

【天城成海】
「ええ~……?恥ずかしいよ母さん」

 

【天城遥海】
「ふふっ。輝成さんに送ったらきっと喜ぶわ~♪ちょっと待っててね、カメラ探してくるから」

 

【青井有紀】
「なあ、夕星。成海にあえて悪魔をチョイスしたお前は天才だよ。それは認める。今ここにたつおがいなくて良かった」

 

【音石夕星】
「当たり前~。僕がサイコー以外のもの作るわけないでしょ」

 

【青井有紀】
「けど、この衣装でフライヤー配りって、本当に大丈夫なのか?ただでさえ成海は目立つのに、変なやつに絡まれるんじゃないか?」

 

【音石夕星】
「ゆっけ心配しすぎー」

 

【天城成海】
「そうだよ!俺だって男なんだから、絡まれたらこてんぱんにできるよ!」

 

【青井有紀】
「そう言うけどなぁ……、相手が女だったらできないだろ?それこそ興奮してお持ち帰りしようとする奴がいるかもしれない」

 

【天城成海】
「も~、いくらなんでもいないってば」

 

【青井有紀】
「いや、いただろ。前に成海がレッサーパンダの耳を付けた時にあまりの可愛さに地団駄踏んだって奴が……」

 

【音石夕星】
「ああ……あれね」

 

【黒沢忍】
「あれか」

 

【青井有紀】
「それに、興奮した民衆の集団パワーはバカに出来ないんだよ」

 

【天城成海】
「そ、そっか……」

 

【黒沢忍】
「場合によっては付き添いが必要だな……。スケジュールを確認しておこう」

 

【音石夕星】
「ふたりともほんと過保護すぎぃ~。当日は僕がちゃんとなるなるのそばに付いてるよ」

 

【青井有紀】
「夕星だけじゃ心配なんだよなぁ……」

 

【天城成海】
「だ、大丈夫だよ!他のスタッフさんも一緒に配るし!」

 

【天城成海】
「ねぇ、夕星。夕星が準備してくれたこの衣装で俺もフライヤー配り頑張るから!夕星も頑張ってね」

 

【音石夕星】
「え~、どうしよっかなー?」

 

【天城成海】
「ええ!?そこは頑張るって言ってよ~」

 

【天城遥海】
「ようやくカメラを見つけたわ~!それじゃあ、撮りますよ~♪」

 

【天城成海】
「わわっ!母さん、写真撮るのいきなり過ぎるよ~!」

 

【黒沢忍】
「遥海さん、カメラは俺が変わるので、成海の隣に並んでください」

 

【天城遥海】
「ありがとう、しーちゃん。じゃあ、お言葉に甘えようかしら」

 

【青井有紀】
「忍、次は俺のスマホでも頼む」

 

【音石夕星】
「うわ、ゆっけ必死~」

 

【青井有紀】
「いいだろ別に!成海がこんな格好するなんて、滅多にない機会なんだからな」

 

【黒沢忍】
「わかったからさっさと並べ。撮るぞ」

 

【音石夕星】
「あ、じゃあ僕も悪魔のなるなる撮ってブスに送ってやろ~♥なるなるこっち見て~!」

 

【天城成海】
「うぅ……恥ずかしくなってきた。もうっ、みんな盛り上がりすぎだよ~~!!」

 

 

END